CI-V互換ケーブル

CI-V


CI-V互換ケーブルを見つけた
 ICOM製のトランシーバーにはREMOTE端子がついていて、CI-Vという規格で外部から周波数や変調方式を制御することができるようになっています。
 IC-7400を購入し、アマチュア無線に復帰したのは約17年前でした。当時、ICOMから発売されていたCT-17はこのCI-Vという規格で、パソコンでREMOTE端子が付いているICOMの無線機をコントロールできるものですが、1万円以上と高価で、購入するまでには至りませんでした。

 最近、なんとなくネットショップを見ていたらこの規格の製品が1730円(税・送料込み)で販売されているのに気づき購入しました。中華製ですが、TURBOハムログでバッチリ使えます。周波数とモードを自動で入力してくれるので、とても快適です。

 また、FT8運用では、IC-7400の場合、無線機とJTDXの周波数を手動で合わせているのですが、たまに合わせ違いが発生します。これを使うと、ログ画面に周波数が表示されるため、それも防げそうです。
 写真のようにIC-7400
が左上にあり、無線専用
のパソコンが右下側にあ
るため、使いづらく、確認
しにくい配置となっている
のですが、このCT-17互
換ケーブルにより運用し
やすくなりました。


 なお、なぜこうなってい
るのかは、大人の事情で
す^^;
機器の接続


 配線は、IC-7400背面
のREMOTEジャックとパ
ソコンのUSB端子に接続
するだけです。



 IC-7400の液晶に表示
されている周波数と電波
形式がハムログの入力
画面に表示されます。


ドライバーのインストールとハムログ設定
ドライバーのインストール


 この互換ケーブルのドライバーは、ケーブルの袋のシールに表示されていましたので、ダウンロードして、インストールしました。



COMポートの番号


 COMポートの番号は、デバイスマネジャーのポート(COMとLPT)で調べます。
 ここでは、CH340がCOM4となっていました。
環境設定


 まず、環境設定では、設定4で、ICOM CI-V接続1のリグと接続にレ点を入れます。
 COMポートはパソコンのデバイスマネジャーで調べる必要があります。私の場合は、4でした。
 ポートレートは、19200bpsを選んでいます。
入力環境設定


 ICOM CI-V接続1にチェックを入れます。
 使用する無線機が1台だけであればICOMリグアドレスは00を入れれば使えます。

 複数のリグを使う場合は、それぞれの決められたリグアドレスを入れる必要があるようです。
 このアドレスはネットで検索すると調べることができます。

 図はLOG-[A]です。LOG-[B]も使う場合は同様な設定が必要かと思います。